小原建設 株式会社 ホームページ              

 

 

   HOME

 

   PHOTO 外観

   PHOTO 玄関

   PHOTO 階段

   PHOTO キッチン

 

   PHOTO リビング

   PHOTO 建て方

   PHOTO 屋根

   PHOTO 道具

 

   住宅見学

   見学会 2012

   見学会 2013/08

   見学会 2013/11

 

   見学会 2014/08

   2014/08 part2

   見学会 2014/10

   2014/10 part2

 

   見学会 2016/04

   見学会 2016/09

   見学会 2017/04

   見学会 2017/10

 

   PHOTO 記事

   よみもの 

   家についてコラム

   躯体と断熱の事

 

   テーブル製作販売 

 

 

  トップページで、言いました長持ちする家(質の高い家)とは 

 

    工法、骨組み(躯体)、木材選び、大工の技術、

  協力業者の質、工期、予算に応じた見積り配分、などによって

  出来上がると考えます。   

 

  第一に工法ですが、2×工法・在来工法を選択できます。

 

  十勝だけの現象ですが、

      2×工法が70%から80%を占めていると思います。

 

  2×工法の長所としては、一般的に、

      耐震性・耐火性・断熱性・気密性・防音性が高いことです。

  また、継ぎ手、仕口などの複雑な加工が不要であり、

  ほとんどが直線カットのみで済むため、高度な技術を必要とせず、

  人件費および工期を抑えることができます。

 

  2×工法の最大の問題点は、乾燥と圧縮による「木材の収縮」です。

  2×材は、乾燥材と思われていますが、実際は違います。

  材が太ければ太いほど、築後2,3年かけて収縮します。

 

  壁の断熱効果を高める目的で、

      2×6(38mm×140mm)を使用すると、

  140mm方向で将来、最大で4mm程度収縮します。

 

    床材で 2×10(38mm×235mm)を使用すると、

  235mm方向で将来、最大で8mm程度収縮します。

 

  一般に、2×材は、密度の違う木が何種類も混ざっていますので、

  収縮の程度がみな違うので、これが困まってしまいます。

  通常、施主様は、木材の種類までは指定されません。

  建設会社任せです。現在2×工法での木材種類の指定は困難です。

 


 

  「在来工法」の特徴としては、

  土台・柱・梁と筋交い、などで構成されて、

      全ての工法のなかで最もレイアウトが

  自由に出来るということにあります。  

  また、画一的なデザインや、間取りに縛られることなく、

      施主様の要望にひとつひとつ応えることができます。

 

  基本的には、「筋交い」で耐震強度を上げるのですが、最近では、

  壁面に構造用合板を貼り「2×4」並みの耐震構造を兼ね備えた家を

  造ることができます。

 

  在来工法の柔軟な構造は、

  リフォームや増改築を行う際にも有利です。

 

  使用する木材を自由に選べるというメリットがあり、

  乾燥した木材を適材適所に配置する事ができます。

 

  木材には「木材の種類」及び、無垢材・集成材などあり、

      それぞれに密度・曲がり・ねじれ・上下・木表・木裏など、

      一本一本異なる性質を持っています。

 

  最近では、木材の刻みも工場でコンピューター制御された機械で

      加工されています。これをプレカットといいます。

 

  プレカットされた木材で、何度か新築する経験をしましたが、

      その時に感じたことは、

  「木材のむだ使い」(木材の食い込み)、

    「木材の不適切な使用」などが、多く見受けられたことです。

 

  (その原因は、コンピューター制御された機械には限界がある事と

  それを加工する人の技量にあると思います。)

 

  つまり「木材のむだ使い」木材の不適切な使用」などによって

  家の強度に問題が発生したり、

  「手刻み」よりも木材のコストが高くなってしまいます。 

 

  そういった理由で、

      私は在来工法を手刻でするという方法にこだわっています。

 

  全ての木材を「選別」「適材適所」を考慮して

  木材の性質を読み取り、使用する事が出来て、

  初めて「大工」と呼べるのではないでしょうか。
                     

    

Yahoo!ジオシティーズ

Copyright c 2008 小原建設(株) All Rights Reserved.